TDOCへの投資
TDOC概要より、 Teladoc Health Inc とは米国拠点を置いた多国籍企業です。 主なサービスには、遠隔医療、医学的意見、AIと分析、およびライセンス可能なプラットフォームサービスが含まれます。
コロナウイルスで注目されているオンライン診療
コロナウイルスが感染拡大して以来、テレワークが注目されており、オンライン診療もスポットが当たっています。
オンライン診療の市場
- 米国では5600万人が利用し、他にも7300万人がすでに登録している。
- 米国では残りの1億9000万人がターゲットになる。
- 先進国では11億人の人口があり、TDOCのシェアはまだ1%未満である。
TDOCは米国のみではなく先進国をターゲットとしており、先進国では非常に大きい11億人もの巨大な市場になる。
財務情報
USD | 2019年12月 | 2019年9月 | 2019年6月 | 2019年3月 |
収益 | 1.56億 | 1.38億 | 1.3億 | 1.29億 |
純利益 | -1904.4万 | -2034.6万 | -2932.4万 | -3015万 |
純利益率 | -12.17% | -14.75% | -22.51% | -23.45% |
営業利益 | -1363.6万 | -1794.9万 | -2088.7万 | -2138.6万 |
収益は順調に伸びており、赤字額も徐々に減少しています。コロナウイルスの影響で1週間前と比較してTDOCを使用した患者が50%増えたそうです。コロナウイルスは世界的に広がっているので、今回の騒動でさらに利用者が増えるかもしれません。すでに米国でのシェアは1位のようですが、先進国でもシェアを奪うことができれば、さらに大きく収益が伸びます。
ライバルとなる企業
米国でライバルとなる企業はアマゾンケアがあげられます。ただし運営が始まったのが2019年9月からで、アマゾン、バークシャーハサウェイとJPモルガン・チェースの社員に限られているようなので、どれだけTDOCに影響を与えるかわかりません。今後、社員以外にも拡大してくようだと、激しい争いが始まるかもしれません。また中国においては Ping An Good Doctor が3億人登録しているとのことですごい市場ですね。
株価チャート
TDOCの株価は順調に右肩上がりです。コロナショックが起きてからは値動きが激しくなっていますが、ダウが大幅に暴落しているにも関わらず、上昇トレンドが続いています。
ドル不足
最近ではあらゆる株、貴金属、債券などが売られるドル不足になっていましたが、少し落ち着いたのか、金や債券は少し上昇しています。またドル/円のレートも101円の円高から、110円程度までの円安でとどまっています。ドル不足が一服すれば乱高下は少し落ち着いて買いやすくなるかもしれません。
TDOCの買い時か?
長い目で見れば成長著しい分野で、しかもコロナショックで収益増大が見込めます。ただし米国ではあらゆる経済産業がストップしてしまっているので、市場は非常に危険な状態には違いありません。今後も上昇し続ければよいのですが、ファンダメンタル的に良くても、やはりドルが足りなくなると売られるかもしれません。一番安全なのは米国市場のナイフが落ち切るのを待つことでしょうか。あるいは次回の決算で良好な結果であれば、さらに株価上昇があるかもしれません。
現在の保有状況
- 保有株数 140
- 平均取得単価 138.71
- 評価額 19,810$
- 評価損益 390.49$ +2.01%
市場が不安なのでこまごまと売り買いしています。今後の方針として長期保有したいところですが、下落が激しくなると売却すると思います。逆にコロナショックを乗り切るようだと買い増していく方針です。
株は自己責任で購入しましょう。