CXSEとはChina ex-State-Owned Enterprises Fundの略でWisdomTree社が運営するETFです。これは中国の非国営企業のみで構成されています。非国営企業は国営企業と比較してパフォーマンスがよいことが理由になっているようです。
- 経費 0.32%
- 直近配当利回り 0.73%
- 資産総額 3億6000万$
セクター比率
一般消費財 | 36.02 |
通信サービス | 22.11 |
情報技術 | 9.31 |
ヘルスケア | 8.79 |
金融 | 7.28 |
生活必需品 | 5.69 |
工業 | 5.36 |
不動産 | 4.37 |
公共事業 | 0.61 |
素材 | 0.36 |
一般消費財が多く、ついて通信サービス、情報技術、ヘルスケアの順になっています。
投資信託組入れ上位銘柄
アリババ、テンセント、美団点評の順に多いですね。
CXSEチャート
長期的に右肩上がりでいいですね。FXIと比較してみます。
CXSEをFXIで割ってみました。圧倒的にCXSEが優位であることがわかります。FXIは中国大型株で構成されていますが、金融 38.75%と最も多く、国有企業が含まれており、これらが足を引っ張っているのでしょうか?また配当利回りは1.59%ありますが、経費率が0.74%とCXSEより高いです。
これらの検証を行った結果、FXIの投資はやめてCXSEに変えようと思います。もちろん資産総額が3億6000万$と低く、流動性も乏しいことはリスクですが、これから長期的に成長していくことが期待できます。なによりもFXIの成長性には疑問符が付きます。
アメリカと中国の摩擦がこれからも続くでしょうが、お互いの経済は密接になっており、中国のみが衰退するとは思えません。それどころか中国がアメリカを凌駕する可能性もあります。
そういったリスクを考えると米国のみではなく中国企業にも投資していきたいと思います。
株は自己責任で買いましょう。